日本ではあまり見かけない「ラウンドアバウト」を知っておこう

ニュージーランド、特にニュージーランドの郊外に行くと日本でもここ数年少しずつ導入され始めている「ラウンドアバウト」という交差点をよく見かけます。

今回は生活する上で知っておきたいラウンドアバウトの基礎知識を簡単に紹介します。

ラウンドアバウトのルール

ラウンドアバウト



ラウンドアバウトがどのようなものなのか、1枚写真を撮影しました。上の写真はウェリントンにあるラウンドアバウトです。

写真を見てもらってもわかるように、ラウンドアバウトには信号がありません。
ところが歩行者も車も「ラウンドアバウトのルール」に従えっているため、車線が増えたり交通量が増えても、秩序がキチンと守られています。

そのルールというのは

1. ラウンドアバウトの中は時計回りに進行する
2. ラウンドアバウトに入るときは右優先
3. 車は決められたやり方でウィンカーを出す

たったこれだけです。
車の動きとウインカーの出し方は以下のようになります。歩行者はこの車の動きとウィンカーの出し方をキチンと理解していれば、交通量が多いラウンドアバウトでも安心して渡れますね。

ラウンドアバウト説明イラスト1



まず左折したい時はラウンドアバウトに入る時点で左のウィンカーを出します。進入時に右から車が来るときはラウンドアバウトに入ってはいけません。(右優先)

ラウンドアバウト説明イラスト2


続いて直進する場合です。直進するときは進入時ウィンカーを出しませんが、ラウンドアバウトを出る3秒くらい前に左にウィンカーを出します。また進入時は右側から車が来ていなければ、左側で車が待っていても進入します。

ラウンドアバウト説明イラスト3



そして最後は右折です。右折は交差点と違って時計回りで周って右折します。いきなり右に入ると逆走していることになります。
ウィンカーは最初右に出して最後ラウンドアバウトを出る3秒くらい前に左を出します。

ちなみにUターンしたい場合もウィンカーは最初左を出してグルッと周って、最後に左のウィンカーを出してラウンドアバウトから出ます。

ラウンドアバウトのメリットとデメリット

どうしてニュージーランドではラウンドアバウトというシステムが多くの場所で導入されているのでしょうか。

ラウンドアバウトは信号機がなくても交通整理ができるため、一度作ってしまえば大きなメンテナンスや電気代、信号機の交換といったコストがほとんどかかりません。また信号がなくても機能するということは災害時にも機能するということです。

また利用者は車が全然来ないのに赤信号を待つといった無駄がありません。特にニュージーランドの場合、郊外に行くと交通量が少なく信号機を付けるのはあまり効率的ではありません。

逆にデメリットは一定量以上の交通量がある交差点をラウンドアバウトにしてしまうと、慢性的な渋滞をうむのと、交差点よりも面積を取るため土地が少ない街中には向いていません。

まとめと次回の予告

ラウンドアバウトは車を運転する人にとって、最初は見慣れないので戸惑うかもしれませんが慣れてしまえば、日本の信号よりも効率的で優れたシステムであることがわかります。
そのため近年、日本でも一部の地域でラウンドアバウトが導入され始めました。

さて次回はニュージーランドのワーキングホリデーや留学でニュージーランドで生活をする人なら一度は体験する「フラット生活」についてです。お楽しみに。




前へ<< | >> 次へ


記事・コラム一覧ページへ


無料個別相談へ AIR NEW ZEALAND englishnewzealand 損保ジャパン あの国でこれがやりたい!