イタリア留学体験記12(最終回)~花の都フィレンツェ、水の都ヴェネチア旅行~

皆さんこんにちは。大学四年生の遠藤香織です。今回は花の都フィレンツェ、水の都ヴェネチアへ二泊三日で弾丸ツアーを決行した時のお話をしたいと思います。

ウッフィツィ美術館

 トリノからバスでおよそ5時間ほどでフィレンツェへ。朝は少し天気が悪かったのですが午後から徐々に晴れてきました。予約したアパートメントの一室に荷物を預けた後、早速フィレンツェの街へ繰り出します。
 まず最初に向かったのはウッフィツィ美術館。ここにはボッティチェリのプリマベーラや、ヴィーナス誕生など、ルネッサンス期の有名な絵画が数多く貯蔵されている美術館です。見学には少なくとも半日かかると言われていますが、時間が限られている為、足早に見たいものだけを見て美術館を後にします。

フィレンツェのウッフィツィ美術館

ベルナルド・ブオンタレンティが設計した展示室『トリブーナ』。
美術館の廊下の気付きにくい所にありますが、ぜひ行ってみてください。


ボッティチェリのプリマベーラ

ボッティチェッリ代表作の一つ、『春/プリマベーラ』。
写真で見るよりも実物はとても柔らかく繊細な印象を受けました。



 

有名なビーナスの誕生

これも美女絵画で有名なボッティチェッリの作品の『ヴィーナス誕生』。これを見る為に
ウフィツィ美術館に足を運ぶ人も多いのでは?当日は絵画のまわりにたくさん人がいました。


ドゥオーモ周辺

 美術館から五分ほど歩いたところにあります。流石有名な観光地だけあって多くの人で賑わっていました。クーポラ内部にはフレスコ画の『最後の審判』や、463段の階段で上に登って街を見下ろすことができるなど、楽しみがたくさんありました……が、なんと、ワクワク気分で一般入場の切符売り場へ行くと、「今日は天気が悪いから午後からの入場は全部中止になったのよ、ごめんね」とお姉さんにバッサリと言われてしまいました……。え、もう晴れてますよ!?何で!?かなり楽しみにしてきただけあって、とてつもなくガッカリしたのですが、こんな気分のままフィレンツェを終わらせるわけにはいかない、と、フィレンツェ最大の屋内市場、メルカトーレチェントラーレ(中央市場)へ急行。

  

観光地で有名な場所

ポンテ・ベッキオの一つとなりの橋にて。多くの人達が写真を撮ったり、話をしたり、
ずっと遠くを見ていたりと、ゆっくりと時間が流れていました。


  

フィレンツェのサンタマリア教会

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)。
天候の事情と大勢の観光客が訪れている事により入場不可能に。
計画する際は一日の早めの時間に!休館日と開閉時間のチェックもお忘れなく!


 

メルカトーレチェントラーレ(中央市場)から
ポンテ・ヴェッキオへ

 二階建ての大きな建物まるごと市場だというこの中央市場。1階ではイタリアならではの名産品が買える、たくさんの食材店が集まっています。ワインの試飲や、生ハムとチーズの試食も楽しめます。いつ訪れても活気に満ち溢れているというこの場所。お店の人達も皆陽気で優しい人たちばかりなので、夕食の事を考えながらここでぶらぶらお買い物するのも楽しそう。
 二階はイタリアのグルメが集うフードコートとなっており、イタリア食材をフライで食べれるお店や、ワインやビールの飲めるお店、もちろんジェラート屋さんもあります。しかも無料Wi-Fiも無料トイレもあるので、ご飯に悩む観光客は必ずここに来るべき!!

  

メルカトーレチェントラーレ

中央市場。市場は大きな建物になっており、その周辺にも観光スポットやカフェ、
レストランが密集しているので、ちょっと疲れた時の休憩やお買い物にぴったりの場所です。


イタリア食材をフライでいただきました

中にお米の入った揚げ物。一個1.5€程度です。
かなり量があったので大分これでお腹が膨れました。とても美味しかったです。


 最後にフィレンツェ最古の橋、ポンテ・ヴェッキオへ。ここは橋の両側に貴金属店や宝石店などが軒を連ねています。昼にも少しぶらりと立ち寄ったのですが、夕方に来るとまた違った印象がありました。全ての時間がゆっくりと流れていくような、そんな贅沢な感覚を、しばらく橋の上でぼーっと一人で夕日を眺めながら味わいました。

  

フィレンツェ最古の橋

ヴェッキオ橋。橋には宝石店や彫金細工を扱う高級そうなお店が並んでいます。


橋ときれいな夕焼け

橋周辺の景色はその時間帯によって雰囲気がガラっと変わります。特に夕方の
日没の時間帯は川面に夕日が映えてロマンティックな景色が見れるので、おすすめです。


ヴェネチアへ移動

 翌日、最後に中央市場でお買い物をしてから午前中のうちにフィレンツェからヴェネチアへバスで移動します。およそ五時間ほどで到着しました。最初ヴェネチアへ到着した時、あれ?ここからどうやってホテルまで行けばいいんだ?と困りました。というのもヴェネチアは川とか水路とかで島が若干離れているので、島内の移動手段は全て船に限られており、車の乗り入れは禁止されているのです。
 何とかイタリア語で近くの人に聞いて、水上タクシー(小さなフェリーみたいな感じでした)に乗り、いざヴェネチアへ。

水上タクシー

ヴェネチアは車の乗り入れ禁止。街と街の間の移動はボートのみ。島民の方々の暮らしぶりが
間近に見られてとても新鮮な体験ができます。


 翌日、早速朝早く起きて街を散歩しつつサンマルコ広場へ。ヴェネチア旅行は特にどこへ行こうとは決めておらず、ただ街を眺めて楽しもうと思っていました。午前中は案の定天気が悪かったのですが、午後から晴れてきて、街中の小道や、水路や橋なので良い写真が取れました。

サンマルコ広場

サン・マルコ大聖堂。中へ入って見学する事ができます。露出の多い服装は入る前に
止められてしまうので、適切な服装で臨みましょう!


ステキな小道

ヴェネチアの街の通り。可愛らしいバックや小物を売っているお店が
色んな所にあるので、自分だけのお気に入りの通りを探して、雰囲気に
浸ってみるのも楽しいでしょう。


ステキな街並み

写真右側に映っているレストランで夜にご飯を食べたのですが、高い!!ヴェネチアは
大抵どこのお店もちゃんとしたリストランテに入ろうとすると、トリノに比べて二倍も三倍も
値段が高かったりするので、客引きに負けずに、ちゃんと事前にチェックしてから入りましょう。


水路にかかる可愛らしい橋

細い水路に小さな橋が架かっているのがよくあるのですが、その橋によって
装飾が違ったり、たくさんのお花が飾ってあったりします。
こういう小さな発見も旅行の醍醐味です。



 特にサンマルコ広場にある鐘楼の上から見た景色はとても綺麗でした。
 街中を歩いている時に客を乗せたゴンドラが水路をすーっと通っていくのを何度か見かけました。その時にイケメンのゴンドリエーレ(ゴンドラを漕ぐ人の事。イケメンが多い為か、ゴンドリエーレのカレンダーも売ってました)が美声で歌っているのを聞いてとても感動しました。
 ヴェネチアはどこを切り取っても絵になるような美しい場所でした。が、物価が高い……!トリノの三倍くらいは物価が違いました。観光には最適の場所ですが、留学となるとまた費用の問題が大きくなりそうだなと思いました。

きれいな街並み

サン・マルコ広場の鐘楼の頂上からの景色。イタリアらしい、赤茶色の屋根の建物が並んでいます。
余談ですが、外国人観光客はよく鐘楼の鐘を触ろうとするのですが、鐘はおさわり禁止なので止めましょう。


ヴェネツィアの水路

ヴェネチア名物と言ったらやっぱりこれ。ゴンドラ。
ゴンドリエーレ(漕ぎ手)のお兄さん達はみんなカッコいいです。数人で
利用するとそこそこリーズナブルな値段に収まるので、ぜひヴェネチアに
来たらゴンドラに乗ってみてください。



 そしてその日の夕方、バスでヴェネチアからトリノへ帰り、二泊三日の二都市周遊弾丸ツアーが終了しました。

おわりに

これまでイタリア留学についてお話してきましたが、ここでは書ききれないくらい他にもたくさんの素敵な体験や思い出がありました。
ひとえに留学を支援してくれた親や大学、友人達のおかげであり、感謝してもしきれません。
しかしながら留学は他人が決めるものではなく、自分の意思で決めるものです。
なので、イタリアでも他の国でも、留学を考えている人がいるならぜひその一歩を踏み出してください!
きっと素敵な経験が待っています!

しかしやはりイタリアは人も文化も何もかも素晴らしい国でした!
皆さんもぜひ行って、陽気で楽しい人々の住むイタリアで美味しいピッツァを堪能してきてください!
最後に、留学体験記を掲載させていただくにあたりお世話になった方々、また読者の方々にお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう!




ちなみに、留学中にヨーロッパにて何かボランティアがしたい!という方にはこちらのサイトがおすすめです(ヨーロピアンユースポータル※英語)。こちらのサイトはなんと、ボランティアにも関わらず食費や宿泊費が主催側で負担して貰えて、もちろん日本人も参加できるというものです。英語さえ話せればOK!なところがほとんどなので、英語力を上げたい、留学生活にもう一つ何かプラスしたい!という方におすすめです。


前へ << |


記事・コラム一覧ページへ


無料個別相談へ Nursing スタディNZ スタディAUS スタディPHIL