あの国マガジン

世界一周の旅 ヨーロッパ編:イタリアピエモンテ州ワインの王様・バローロ

(あの国編集部)

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イタリアピエモンテ州トリノを少し離れてワインの産地であるバローロを目指します。イタリアは温暖な気候に恵まれておりフランスと同様、ワインの生産量が常にトップを争うワイン大国で、イタリアの全20州で赤・白・ロゼ・スパークリングのワインが生産されています。地元の住民にのみ出回るテーブルワインから、日本を含めて輸出を目的として生産される高品質・高価なワインまで色々なワインが造られています。

イタリアにはワイン法というワインの格付けがあり1963年に制定されてから度々改正されているようですが、大きく分けて4つの格付けに分類されます。上位からDOCG、DOC、IGP、VdTに分類されます。

1つ目がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita:デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)。 統制保証付原産地呼称ワインを表し、イタリアワインの格付けの中で一番厳正な規定が設けられています。農林省、商工会議所の化学・物理検査を受け、ボトルに政府認可の照明シールが貼られます。

2つ目がDOC(Denominazione di Origine Controllata:デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ)。 統制原産地呼称ワインを表し、一定の審査が設けられています。栽培から出荷まですべての生産過程がこの規定に基づいていないといけません。瓶詰めの前にも規定された必要条件があり、化学・物理検査が商工会議所によって行われます。

3つ目がIGP(Indicazione Geografica Protetta:インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・プロテッタ)。 地域特性表示ワインを表し、その地域のブドウを最低85%使うことが義務付けられています。ラベルに使用されているブドウ品種と生産地が表示されます。

4つ目がVdT(Vino da Tavola:ヴィーノ・ダ・タヴォラ)。 テーブルワインを表し、最低の基準はあるがその他の規定はなく、ブドウ品種や生産地の表記義務はありません。ただし、赤、白などの色の記載は義務付けられています。DOCG、DOC申請されていないワインがこの分類に位置づけられます。

このようにイタリアのワインはボトルを見るとどの格付けに位置しているかがわかるという訳ですね。 さて、ピエモンテ州では2番目の格付けであるDOCワインがバルベーラとドルチェット、そして最高格付けのDOCGワインがバルバレスコ、アスティ、ガヴィ、ブラケット・ダックィ、そしてバローロが生産されています。

 
ワインの産地であるバローロ
 
ワインの産地バローロ2
 
ワインの産地バローロ3


クオリティの高いワインがピエモンテ州で数多く生産されているのですが、特にこのバローロが世界的に有名なワインの1つです。 バローロ(Barolo)はイタリアのピエモンテ州にあるバローロ村を指し、ワイン造りに適した渓谷・丘陵地帯で、この地域特産であるブドウ品種・ネッビオーロを栽培しています。そして、バローロはワインの王様と呼ばれています。

和らぐまで10年以上は熟成が必要
 
バローロの長期熟成ワイン


なぜバローロがワインの王様と呼ばれているかというと、この地域で昔、王や貴族が好んで飲んでいたかららしいです。バローロはいわゆる長期熟成ワインであり、長熟に耐えられるが故に熟成スピードが遅いです。若い時は酸とタンニンが強く、和らぐまで10年以上は熟成が要するワインです。しかし、熟成すると丸くなり魅惑的な香りと味わいに変化します。

ワインの樽
 
味わいはとにかく深い
 
日本にも流通していないワイン
 
バローロはトリノ市街から車で1時間くらい南
 
1本数万円にお値段になるワイン


味わいはとにかく深い!何とも言えない深さと豊潤な香りです。もちろん造り手や年によってテイストは違いますが、肉料理にぴったりの味わいです。実際に何件か周りましたが、造り手によっては生産量が極端に少なく、日本にも流通していないそうです。そりゃ~、1本数万円にお値段になる訳ですよね~。造り手の手間暇と思いそのものがこのワインにこもっている訳ですね。ワインはお酒というよりも生き物だなぁということを実感させられます。 ちなみにこのバローロはトリノ市街から車で1時間くらい南に走ったところにあるので、トリノに来られた際には是非寄りたい場所の1つです。

では、次はベルギー、ブリュッセルに向かいたいと思います。

 
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