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フランスの酒屋ではやはりワインの種類の多さに圧倒される。まれにビール専門店などもあるが、ワインショップがほとんどだ。地方に行くと、地酒がメインに陳列され、ラベルのデザインもさまざま
フランス人にとって、もっとも身近なお酒といえばワイン。なんと中学生になる11歳で飲むようになるそうだから、20歳で解禁の日本人には驚きだ。お酒というよりも、フランス料理との最高の伴侶としての飲み物という認識なのかもしれない。
ワインはフランスの食文化と密接に関わり、切っても切れない関係なのだ。では、フランス人はワインしか飲んでいないのかというと、そうでもない。
次いで飲まれているお酒がビール。ドイツの隣にあるアルザス地方のクローネンブルグや1664、ビールをレモネードで割ったパナシェなど、夏のカフェのテラスでは定番人気。
また、ブドウが栽培できないブルターニュやノルマンディー地方ではリンゴのお酒が有名だ。クレープには欠かせない発砲酒のシードル、さらにシードルを蒸留したカルヴァドスなどがある。
南仏ではパスティスというアルコール度数の高いアニス風味のリキュールが愛飲されているが、水で割ると白濁する不思議なお酒。
フランスのお酒は種類も多く、料理によって、食前、食中、食後にと、しっかり飲み分けているのがグルメの国フランスらしい。
Text & Photo by Kyoko Okunaga |