留学情報TOP » 海外インターンシップ-中国編


アイセック・ジャパン http://www.aiesec.jp/
世界最大規模の学生団体「アイセック・ジャパン」によるインターンシップ。神奈川に本社のあるIT企業の中国支社で、中国人の社員や研修生に日本語を教える。期間は1年間。
大学生の三田隆広さんが、中国で日本語を教えることになったのは、教授の紹介でアイセック・ジャパンに登録したことがきっかけだった。「インドか中国で働いてみたい」という希望と、「中国支社の社員に日本語を教えてほしい」という日本のIT企業の求人とが、ピタリと合致。三田さんが求めていた「自分以外に日本人がいない」という条件にも当てはまった。
三田さんが教える社員や研修生は、たいてい日本語の基礎は習得済み。そのため、主に日常会話を教えている。
「気楽な気持ちで来たのですが、始めてみると、日本語教師の経験もなく、中国語が話せるわけでもない自分が、この仕事をやっていいものか悩みました」と三田さん。ちょうどそのころに中国の農村を訪れ、農家の平均月収が、自分の月収(3000元/約45000円)の1割にも満たないと知るに及んで、さらに悩むことになる。しかし、自分にできることを全力でやるしかないと決心した。
「最初は、すべて日本語で授業をしていました。でも、それではダメだと気づき、中国語で説明することにしたんです。毎晩、帰宅後の8時から深夜1時まで、説明に必要な中国語を調べます。中国語も習い始めました」。
自分の中国語の説明を生徒たちが理解して、うなずく様子を見ると、毎晩の授業の準備も苦労には思えないという。
休日は、北京大学の友人とサッカーをしたり、目的を決めないバス旅行を楽しむ。中国でたくさんの友人ができたが、中国人が自分と友達になりたがるのは、ソニーやトヨタなどの「日本ブランド」のおかげだという自覚もある。将来はその牽引役でもあるメーカーに就職しようと決めたのは、中国に来てからのことだ。迷っていた進路が見えてきたことで、より充実した毎日を送っている。
毎回の授業では、「買い物をする」といったシチュエーションを決めて、実際に会話で使われる日本語を教える
内定した学生や新入社員を中心に、2カ月コースで教える。すでに70名以上が、三田さんのクラスを修了した
以前は「これがやりたい」という確固としたものを見つけなくてはと思っていましたが、決してそうではないように感じます。一緒に働く人、職場の雰囲気などを含めた、「自分に合う場所」を見つけることも大事なのではないでしょうか。何をするかではなく、どこで働き、どこを居場所とするかという観点も重要だと思います。















